YAMAHA トレール DT1 ハセガワ 1/10 : 2018年11月 完成
50年近く前です。高校生になると(16歳)2輪の免許が取れ、必然的にバイクに興味が湧いたものです。
私も例外ではなく、早速原付免許を取りました。
その頃の自動二輪の免許は今のように普通や大型などの区別は無く、51cc以上は全て自動二輪免許でひとくくり。
バイクの教習所なども無く、運転免許試験場(神奈川は二俣川)で、一発試験。 2,3回落ちれば合格させてくれるような時代でした。
私はというと、親の反対もあり自動二輪は取らせてもらえず、原付止まり。^^;
それでも、バイク全般には興味津々の毎日でした。
そんな時代に、このバイクに出会いました。
オフロード車にもかかわらず、街中を走っていてもシックリくる、お洒落なスタイリングがとっても魅力的でした。
調べてみると、ハセガワのこのバイクのキットが発売されたのは1970年ということです。
実車の方に興味のあった私は、このキットは買いませんでしたね。^^;
にもかかわらず昔を懐かしむ年代になると、無性にこのキットに目が行くようになりました。
もちろんもうとっくに絶版になっていたものだから、オークションでたまに見かける程度で、しかもとても高値で取引されていました。
そんな中、ハセガワからこのキットが再版されるというニュースを聞き、一目散で予約を入れました。
キットの内容は、やはり年代を感じさせるものでしたが、現在のプラモデルの製作環境は素晴らしいもので、そんな年代物のキットを素晴らしい仕上がりにさせてくれるアイテムがいっぱいありますからどうにでもなります。(^^)v
発売された当時では、とてもこれほどに仕上げることは不可能だったでしょう。
もちろん、このキットの全体としてのプロポーションは、”さすがハセガワ!”というべき出来で、その当時のハセガワの技術力を再確認できるキットであるといえます。
改めて、このキットを再販してくれたハセガワに感謝いたします。