コンテッサ・クーペ制作記 :ARII 1/32 その1


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シルビアの完成から早一月半。
ずいぶんと根を詰めた日々を送っていたため、暫くは次のプラモデルなんぞに手を掛ける気にもなれず、日常の雑務に追われていました。
いや、雑務などといってはいけません!!!
我が家の一大イベントが催されました。
このパッケージのイラストと同じことがあったのですね。(^O^)
そりゃもうプラモデルなんか作っている暇なぞないわさ・・・
かといって花嫁の父としては別段忙しいわけでもないのだけれど、なんか落ち着かなくてうろうろする日々が続いておりました。
この処やっと精神的にも落ち着いてきたものだから、ポツポツと再開する気になってきました。

別にイラストが気に入ったからではありません。少し気楽に作れるものを選んだつもり。
コンテッサは昔、4ドアのものを私の兄が乗っていたものだから、なんとなく親しみ深い車なのです。
ミッドシップではないリヤエンジンの車です。ミケロッティデザイン。
当時としてはとてもお洒落な車でした。


キットのボディーシルエットもとてもいい感じですね。


バンパー一体のフロントマスク。おまけにバンパー両サイドはボディー側にモールドされています。
ヘッドライト周りのメッキパーツをどの様に処理しましょうか・・・


リヤ側もフロントと同じバンパー一体モールド。
2011年10月31日

気楽に作ろうと1/32を選んだわけですが、そう簡単に済ませるわけにはいかないようですね。
さて、どーしたもんか・・・
もう少し寝ながら考えよー。



製作を中断して早4カ月半。
いろいろと忙しくなってバタバタしているうちに、とうとう春になってしまった。
でもその間、家のから頼まれていた棚は作ったし、先日確定申告は済ませたし、やっと落ち着いて製作再開となりました。

フロントマスクから手を付けていきます。
ヘッドライト周りとバンパーはメッキですがこの状態でメッキ塗装は難しそうです。


で、それぞれを切り抜きました。・・・ってそんな器用なことできるわけない!
実はもう一台買ってしまいました。
ひとつはヘッドライト部とバンパーをくりぬいて整形し、もう一つはその逆を整形しました。
要するにヘッドライト&バンパーは別のキットです。(贅沢してます)


そのバンパーですが両端はご覧のとうりボディー側に成形されています。


その部分の複製を取ります。定番の「おゆまる」


パテで型を取ってボディー側は削り取ります。


一応伸ばしランナーで位置決めのボッチを付けておきます。


仮組してみたところ。一応予定通りですな。
削り粉だらけで汚いですがカンベンね。



つぎはリヤです。
加工前部品。


加工後。バンパーを削り取りました。
センターのナンバープレート部ですが、本当は削り取ってしまいたいところ。
でもやらない。「ま、いいか」の精神です。


ボディー両側にモールドされたリヤバンパー。


こちらもフロントと同じく型を取って複製の製作。ボディー側は削り取り。


で、こんな感じです。
2012年3月4日

この次は何を作ろうかなーなどと考えながら、その当時の曲なんぞ流しつつプラモデルを作っているのが私にとって至福の時です。





ボディーの修正をします。
サイドウィンドウ上部のモールですが、最終端がスパッと鋭角で終わってます。
これがどうしても気になってしょうがないので、モールを作り直すことにします。


実車はこのように下に曲がって終わっています。


ということで全部削り取ってしまいました。
おまけにセンターピラー部や三角窓部の支柱も少しシャープにしてます。


モールは0.3mmのプラ板を細ーく切り出したものを接着


最終端の下向き形状、何とか再現できました。


フロントのパネルを接着したり、ホイールアーチ上部にあったウィンカーランプを削り取ったりしてサフを吹く直前まで持ってきました。


その前にもう一つやっておくことがありました。
ヘッドライトのミラー部です。
後ろ側からパテを盛って、やすりのおしり部分のRを押し込んで出来上がり。
2012年3月11日

1/32は随分前にダイハツの3輪トラックを作りましたが、非常に出来のいいものでした。
コンテッサよりいい出来かもしれない。素組でも十分見栄えがいいです。
でもこのシリーズは少し手を掛けてやるとグッと見栄えが良くなるので、だんだん欲が出て来ますね。
ほどほどにしておこうとは思っていますが・・・





サフを吹いている途中で気になるところを発見しました。
ルーフからリヤウィンドウへ流れるラインに段が付いています。


こちらはフロントのライン。
リヤほどではないけどやはり段付きになってます。


こちらが実車ですが、段は付いていませんね。滑らかです。


極力実車に近づけましょう。




ルーフの修正を終えてサフを吹いたところでシャーシとのマッチングを確認しました。
明らかにシャコタンになってますね。実車の写真と比べるとよくわかると思います。
レース仕様ならば結構決まっているところですが、あくまでもノーマル仕様を目指しますので修正することにします。
おまけにホイールベースがタイヤハウスと合っていません。
後輪はいいようですが前輪が前方向に行き過ぎてます。
これも修正せないかーん。


シャーシとボディはこのように接続されているので、この接続バーをもう少し伸ばしましょうか・・・


ホイールベースはシャーシを真っ二つにして少し縮めようかとも思いましたが、後輪の車軸そのものを前方にずらしました。
シャーシのタイヤハウスとセンターが合わなくなってしまいましたが、ボディーを被せると見えなくなってしまうのでいつもの「ま、いいか」ということでシカトします。
この状態でシャーシを少し後ろにずらしてボディーに取り付けることになります。


シャコタン修正は、ボディー側に延長したプラ棒を接着します。
あ、上の写真に戻りますが、車高を上げるために後輪の車軸をすこし下方向にずらすような細工もしました。
前輪は構造上むりです。大がかりな改造はしたくないし・・・


で、修正後にボディーと合わせてみましたがだいぶ改善されました。
前輪などはもっと下げてもいいくらいですが、これ以上下げると今回の改造方法ではシャシが横から丸見えになってしまうので、これでOKとします。
2012年3月20日






ボツボツ、内装に取り掛かろうと思います。
先ずはフロントシートから。
2つくっ付いた状態のパーツで、背もたれ部後ろ側はしっかり抉られています。


ちょっと手を加えるだけでリアルになるので、とにかく切り離して背もたれ部を少し薄くします。
おまけにR状に削りました。


そこにプラ板を接着してエッジ部を整えておきます。



そうこうしながら、本体の塗装に入りました。
目指すカラーは濃紺です。
昔々、兄の乗っていたコンテッサが濃紺だったのでその色にしようかと・・・
ところが既成の紺色がなかなか見つからない。
以前製作したコルベットを濃い目のブルーメタにした時もかなり苦労したのですが、今回はメタリックではないしどうにかなるだろうとタカをくくっていたのが失敗の基。
下地にクレオスのスージーブルー(スカイブルーのもう少し濃いヤツ)を塗った上に、色の素のシアンを塗ったのですが濃紺にはならず、シアンに黒を混ぜて塗ったところ「まあ、こんなもんかな」という感じになりました。
ところが・・・! 色むらを直そうと何度か重ね塗りをしていくうちに色調がだんだん変わってきて、最終的に濃い紫色になってしまったとさ・・・(;_:)

このまま行っちゃおうかな・・・と思いつつ、眺める度にため息が・・・。


自分の気持ちにうそはつくことはできず(臭いせりふ)シンナー風呂行となりました。
あースッキリ!。

で、塗装色はどーすんの、ということですが、クレオスの中には納得できる色は無し。自分で調合はNG。
ガイアカラーは?フィニッシャーズは?と思ってはみたもののそれっぽい色を能書きから選ぶ自信は無し。
頭の中でのイメージカラーは、昔使ったことがあるタミヤのエナメルのロイヤルブルー。
同じロイヤルブルーがアクリルでも出ているのですが、なにぶんタミヤカラーはほとんど使ったことなし。
しかし、背に腹は代えられず、近くの模型屋さんまで買いに行ってまいりました。
タミヤのアクリルの上にクレオスのクリヤーを吹いても大丈夫か?というのが一番引っかかるところ。
しっかり乾かせば大丈夫だとは思うのだが・・・まあ、やってみましょうね。

ところでその模型屋さん、初めて行った人はそこのご主人の取っ付きの悪さに恐れをなし、「あまり行きたくない」と言い出すような店なのですが、いったん親しくなると話がなかなか終わらないほどの話好きで、塗料を買いに行っただけなのに2時間近くかかってしまいました。
なので今回はここまで。
はたしてタミヤのロイヤルブルーの運命やいかに。乞うご期待。

2012年3月25日


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